20年経っても古びない複業のポイントとは?名著『週末起業』を解説 #dualwork

「今きみは起業するべきだ。──会社をやめずにね。」ロバート・キヨサキ

今から遡ること、約20年前。日本で発行された1冊の本の帯には、『金持ち父さん・貧乏父さん』で有名なロバート・キヨサキのコメントが残されていました。その言葉は古びることなく、今もなお複業を始める人々の行動を後押ししています。

将来に不安を感じ、転職・資格取得・副業・独立開業などを検討している方も多いことかと思います。そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、2003年に発売された経営コンサルタントの藤井孝一さんによる著書『週末起業』です。本書には、DUAL WORKが推奨している複業のベースとなる考え方が述べられています。

今回はその「週末起業」の魅力とポイントをご紹介します。

週末起業とは

週末起業とはその名の通り、会社に勤めながらアフター5や週末の時間を利用して起業することです。週末起業であれば、会社勤めによる安定的な収入を得ながら、自分のやりたいことや夢にも挑戦できます。さらには、自分のやりたいことを通して「複」収入を得られる可能性が高いのです。

『週末起業』の著者・藤井孝一さんもサラリーマンとして働く一方で、経営コンサルタントとして起業したいという思いを持っていました。そこで会社をやめずに週末起業という形で働き出し、大きな成功を収めました。現在も経営コンサルタントとして働きながら、執筆活動や講演活動を行いながら、さらには銀座コーチングスクール(GCS)を運営する株式会社アンテレクトも経営されています。

そんな藤井さんが語る週末起業の4つのメリットは、ずばり以下のとおりです。

 

大手企業で働いていても、倒産の危機がある今の時代に、週末起業は多くのメリットをもたらしてくれます。以下の記事でも、ビジネスを始めたいと思っている人がなぜ複業をすべきなのか解説しています。ぜひ合わせてご参考になさってくださいね。

週末起業(複業)できない言い訳

週末起業や複業に興味があっても、なかなか行動に移れない人が多いのも事実です。本によると、その言い訳は主に4つに集約されます。該当する方も多いのではないでしょうか。

①時間がない

複業ができない理由としてよくあげられるのは「忙しくて時間がない」ことですが、会社員であっても時間は意外とあるものです。単純計算にはなりますが、週休2日の会社員の場合、祝日と有給休暇を合わせたら年間365日ある内の3分の1にあたる約120日がお休みです。また、平日は早起きしてみたり、アフター5の時間を活用したりすれば、もっと時間を確保できます。「時間がない」は、実はただの言い訳に過ぎないのです。

時間の生み出し方については、DUAL WORKの以下の記事でも詳しくご紹介しています。実践すれば間違いなく時間が増えるので、まずは試してみてください。

②お金がない

次に「お金がない・資金がない」といった理由をあげる方もいますが、週末起業だからといってお金が絶対に必要となるものではありません。そして、すべてのビジネスが大きいことから始める必要はありません。むしろ今の時代であれば、インターネットを活用することで無料あるいはローコストで始められるビジネスがたくさんあります。

例えば、翻訳やホームページ制作などといった代行ビジネス、SNSなどでの広告収入による情報発信ビジネス、自身が持つ人脈を活かしたマッチングビジネス(人材紹介)、自身が知見のある商材を販売するオンラインショップビジネスなどはお金を必要としません。どれも初期費用の負担が少なく始められるビジネスです。

週末起業ではむしろ出資や融資を受けて始める規模のビジネスは向いていません。まずは現金主義で、限りなく初期費用がかからないもので試してみることがポイントです。

③会社が副業を禁止している

20年前に比べ、副業を容認する会社は増えてきていますが、「会社にバレたら大変!」という理由で複業できない方もいるかと思います。副業が許可されていない場合は服務規定違反になります。しかし、「本業と業務内容がバッティングしたり、本業の業務に支障をもたらしたり、会社の財産を持ち出さない限りは、会社は見て見ぬ振りになることが多いのが現実」と本著では述べられています。というのも、副業に関して会社と訴訟になった場合、職務専念・競業避止・情報漏えいの観点で問題がない以上、争えば勝てる確率は高いからです。どうしても会社と切り離して副業をしたい場合は、両親や妻などの家族を会社の代表にするといった裏ワザもあります。

会社が終身雇用を保障できなくなっている今、副業禁止だからと複業を諦めるのはもったいないと思いませんか。

副業の変遷については副業研究家の西村創一郎さんのインタビューで伺いました!

週末起業(複業)で挫折しないための3つのポイント

ここからは週末起業を始めると決意された方に、すぐに挫折してしまうことのないよう、大事にしていただきたいポイントを3つご紹介します。

①目的と目標を明確にする

まずは改めて、なぜ週末起業(複業)をやりたいのか、なんのためにするのかということを明確化しましょう。時間や資金が限られている中で労力をかけて複業をする理由と、複業を通して達成したい目標を明確にしておけば、ちょっとしたことで嫌になってやめるといった事態を防げます。

複業は長期戦です。何度でも目的と目標に立ち返りながら、生活の中に組み込んで行きましょう。

②お金をかけずに好きなことでビジネスを始める

会社を辞めずに週末起業を成功させてきた、数多くの成功者に共通することは

・お金をかけずにはじめた
・インターネットを駆使している
・自分の大好きなことで始める

だそうです。すでに持っているものや知識をどうすればビジネスにできるかを考え、できることからとにかく始めてみるのが途中で挫折しないためにも、重要なTipsです。

本当にお金をかけずにビジネスを開始するなら、下記の記事も合わせてご参照ください。完全無料のツールでも100万円位は稼げる価値のあるツールが多く紹介されています

③無理のない範囲で始め、将来につなげる

DUAL WORKでは時間の切り売りではなく、長期的にみた時に資産が積み上がるのか?スキルが身につくのか?といった点で複業を選ぶことをおすすめしています。「週末起業」でも“無理をしないこと”、そして”将来につなげること”の重要性が説かれています。

「時間は誰にも平等に与られる貴重な財産」ということを忘れずに楽しみながらやりがいを持って取り組んでいくことが大事です。

週末起業(複業)を成功に導く5つの心得

これから週末起業を始める方へ、成功するために覚えておくべき5つのことをご紹介します。

①継続的に投資する

手元にある資本でお金をかけずにはじめる重要性について述べましたが、ビジネスにおいてある程度の投資は必要となってきます。利益がでてきた時には、その一部を必ず次の投資に回しましょう。「儲けは散財するのではなく、投資へ」それこそが成功への近道です。お金を使って儲ける事ができなければ、どこまで行っても時間のある生活にはなれません。お金は資産として活用していきましょう。

②家族を巻き込む

働きながら週末起業となると週末も仕事をせざるを得ませんが、ずっと仕事をしていたら家族から不満がでてくることは仕方のないこと。家族から理解を得る一番良い方法は家族を巻き込むことです。例えばオンラインショップを経営している場合であれば、梱包作業は子どもと一緒にやる、買い付けは家族とのドライブを兼ねるなど工夫してみてください。

③会社には内緒にする

副業を禁止している会社がまだあるのは現実なので、後々トラブルとならないよう、就業規則をまずはチェックしましょう。

意外と思われるかもしれませんが、会社が副業を許可していても、上司の賛同を得られなかったり、同僚から妬まれたりするの可能性があるのが現実です。自分から不利になる戦いはしないこと。複業はこっそりやる方が良いかもしれません。

④時間を確保する

時間もコストであるという、コスト意識を持って取り組むことが週末起業では大事になってきます。就業時間を決め、しっかりとコミットすることが成果につながります。

週末起業(複業)は週末と名前がついていますが、余った時間にやるものではありません。趣味の延長としてやっているだけでは趣味のまま終わってしまいます。どこかでプロとして「稼ぐ意識で趣味を全うする」気概が必要になります。

⑤ビジネスを楽しむ

実は一番大切なことが楽しむことです。儲けばかりを意識すると結果が伴わないときはしんどいですが、楽しみながらできれば自然とその楽しさがお客様にも伝わり儲けにつながっていきます。世界中の人が一番おもしろい!と思って脈々と受け継がれてきたシンプルなゲームである「ビジネス」を、週末起業を通して体感してください。

+税に関する知識を持つ

会社員として働いていると、給料から税金が勝手に天引きされるため納税している意識が薄くなりがちです。しかし、複業をする場合は税金に関する知識も最低限は必要です。ただし、納税方法や節税方法に頭を悩ましすぎるようであれば思い切って専門家を雇えば良いことなので構えすぎないバランス感覚でいてください。。

週末起業家(複業家)は限られた時間内で動く必要があるので、苦手な書類作成やお金の管理などは信頼できる人に委託することを前提に進めて下さい。

複業の本質は今も昔も変わらない!

20年前に比べると複業に対する理解も広まり、複業推奨の企業も増えました。一方で複業に関しては20年前と変わらないこともたくさんあり、『週末起業』で触れていることは令和の時代にも当てはまるポイントばかりです。今回は週末起業に限らず、複業するにおいて重要なポイントをピックアップしてご紹介させていただきましたが、気になる方はぜひ20年前の名著『週末起業』をご確認ください。

 

企画・執筆: 松本佳恋
編集: 大畑朋子
デザイン:中山亜希

 

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