知らなきゃまずい!人生を豊かにする「3種類の複業戦略」とは? #dualwork

コロナの影響により、あらゆるものがデジタル化され、テレワークや時短勤務の流れが加速しました。スキマ時間で働くギグワーク、複数の本業を持つ複業、持っている特技を活用するスキルシェアなど、時間を有効活用した働き方は、いまや常識に変わりつつあります。

厚生労働省は、2018年1月に労働者の遵守事項から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」の規定を削除し、副業・兼業に関する規定を新設しました。その結果、多くの企業で副業が解禁され、その流れは加速しています。

参考記事:大副業時代の幕開け 政府・企業が後押し (2018年5月6日 – 日本経済新聞)

一方で、

「そろそろ複業を始めたいけど、何をしたらよいかわからない…」
「これから複業を始めるなら、何が良いんだろう?」

など本記事をご覧になっている方は、効果的な複業戦略についてヒントを探している方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、複業の基礎的な考え方や、できればやらない方が良い複業についてご紹介します。

 

3種類の「複業」で人生を豊かにする


みなさんは「複業」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか。

「副業とは異なり、本業の他にも複数の仕事に取り組んでいる」
「フリーランスのように、複数のプロジェクトを動かしている」

どちらも正しい考え方です。DUAL WORKでは「複業とは、複数の本業を持つこと」だと定義しています。だからこそ「複数の仕事を本業として100%の力を注ぐことにより、相互にフィードバックが発生して、人生を豊かにしていく」ことが重要になります。

DUAL WORKが推奨する複業には「フリーランス型」「コンテンツ型」「投資型」の3種類があります。それぞれに実行するステージや目的が異なりますので、以下に説明していきます。本日のコンテンツは是非、何度も見返してください。

①フリーランス型

自分自身を資本にして働くフリーランス型の複業は、本業とは別にもう一つの本業を持つことで「自己実現」を目的とします。

本業では所属する企業で決められた役割を全うし、仕事を進めていくことが求められる一方で、複業では自分の「好き」に特化した仕事を始めることができます。本業と並行して進める複業であれば、転職や独立をする必要もないため、低リスクで大胆なチャレンジができることが特徴です。

また、複業によって新しい出会いに恵まれることも多くあります。DUAL WORK編集長の新井はコンサルタントとカメラマンの両方を本業として取り組んでいます。その結果、現在はコンサルティング先のお客様からビジネスプロフィールなどの撮影を依頼されるだけでなく、写真を撮影させていただいたお客様からコンサルティング先をご紹介をいただくこともあり、相互で価値が発揮されています。

こうした、自分自身を資本にした複業をすることで、ビジネスを取り巻く社会の構造や仕事の本質への理解が深まります。普段は見過ごすような些細なことにも気がつくようになったり、自分の人生をオーナーとして主体的に歩むことができるのです。その主体的に仕事に取り組む姿勢こそが、最も本業に還元されるべきフィードバックです。フリーランス型の複業をすることで視野の広がりと主体性を持った働き方で、本業と複業の両方にポジティブな関係を築きましょう。

現在はフリーランス型の複業として比較的簡単に取り組める職種があります。特に文章を書くライターや静止画・ビジュアルを作れるカメラマン・デザイナーなど、インターネット上で必要とされるスキルは売り手市場です。実際、クラウドワークスランサーズココナラなど、スキルシェアサービスを利用すれば、お客様とマッチングしてすぐにでもフリーランスとしての複業を開始できます。

②コンテンツ型

自分が制作したコンテンツを提供する複業は、「不労所得の形成」を目的とします。余暇に作成したイラストや漫画、記事などを販売するほか、YouTubeなどの動画配信による広告収入もコンテンツ型に当てはまります。

依頼に応じて都度サービスを提供するフリーランス型の複業とは異なり、自作した「コンテンツ」が資本になります。コンテンツ型が成立する条件は、①自分が作成したものを②Web上にストックとして積み上げて③同一コンテンツとして何度も提供することです。

以下の通り、コンテンツ型の複業として行えるサービスが現在はWeb上に多数用意されています。

  • 写真・画像・動画の素材販売サイト「Pixta」「Snapmart」「AdobeStock
  • 文章・写真・イラスト・音楽・映像などの作品を配信するメディアプラットフォーム「note
  • 自分が持っている知識・ノウハウを売買できる知識共有プラットフォーム「brain
  • 動画共有プラットフォーム「YouTube」「Vimeo

こうしたコンテンツ型の複業をする際は「誰かの役に立つコンテンツ」を提供できているか注意しましょう。「誰かの困りごとを解決する」「誰かの楽しみを提供する」などの世の中に必要とされるサービスが長くお客様に購買されていきます。

コンテンツ型の複業が素晴らしい理由は、提供するコンテンツがストックとして積み上がるほど、複利的に利益を生み出す構造になっていることです。あなたがフリーランス型の複業を通して得られた知見も、コンテンツとして提供できれば後に続く誰かの役に立てられるでしょう。この時に最も大切なのは、誠実なコンテンツを提供し続けることです。自分のアウトプットを複業として提供する仕組みも、ぜひ検討してみてください。

③投資型

モノやお金に対して投資する投資型の複業は「資産形成の役割」を担います。また自ら考え、調べ、投資を行うことで、投資家やビジネスオーナーとしての資本主義社会への理解を深めることができます。

投資を行う理由は「人生100年時代を生きるための資産づくりを行う」ことです。若くて体力もある間は、自分自身を資本にしたフリーランス型の複業は検討すべき選択肢です。しかし「体力が衰えてなお、現役を続けられるか?」と言うと、難しい方が大半でしょう。生涯現役を貫くことは否定するものではありません。しかし、自身の労働力を資本にした複業は必然的に労働時間が長くなるため、長期的な複業としては現実的ではないのです。だからこそ、投資で構築する資産による所得を得る方向にポートフォリオを形成しておくことが重要になります。

これらの「フリーランス型」と「コンテンツ型」の複業から得られる収益を「投資型」に振り向けて行くことで、複業は相互にさらなる価値を発揮します。本業だけでは厳しかった余剰資金による資産運用も、あえて複業で得られた原資を使うことで、生活費を確保した上で未来に向けた投資が始められるようになるのです。

 

本業で成果を出している人が、複業でも成功する


しかしながら、複業に今すぐ取り掛かってはいけません。これまでの記事でも何度も指摘させていただいていますが、まずは自分自身に以下の問いを投げかけてみてください。

「自分は本業で成果を出しているか?」

複業が上手くいかない人にありがちなのが、本業を頑張らずに複業を始めることです。本業の結果が出ていないにも関わらず、複業を始めても成功する確率はかなり低いでしょう。

参考記事:まだ副業しているの?本業を頑張る人だけができる“複業”とは

複業の基本戦略は、会社の中で自分の居場所を作り、人やお金といったセーフティネットを維持した上で、自分自身の目標達成のために複業をすることです。だからこそ、複業に力を入れる前に本業を頑張る必要があります。DUAL WORKでは多くの複業者と出会ってきました。正確な統計は取れていませんが、やはり本業で結果を出している人ほど、複業でも活躍していることが多かったのは事実です。

 

「資産として積み上がる複業」にチャレンジできているか?

複業するにあたり、できれば避けたい複業も存在します。それは「作業型」の複業です。

作業型の複業とは、飲食店の宅配サービスやコンビニのレジ打ちなど、ある種の機械的にこなすことが可能な仕事を意味します。フリーランス型と同じく「人」を資本にして働きますが、そこには「資産として積み上がるかどうか」に大きな違いがあります。

もちろん、作業型の複業において、資産として積み上がる場合も存在します。例えば、コンビニに商品を卸している食品メーカーの企画担当者が、一時的にコンビニのレジを複業として行っているとします。そうすることで、現場の声を拾うことができることもあるでしょう。そうした現地でしか得られない経験は、見えない部分でその人の本業側での仕事の迫力となって積み重なるのです。

もちろん、お金が一時的に必要な時に、時間を切り売りすることで収入に変える選択肢として作業型の複業が機能することは否定しません。他にも、お客様と接する機会が多い仕事であれば、工夫次第でリピーターを獲得するなど、労働の醍醐味に触れることができることもあるでしょう。

しかしながら、それらの労働を続けても自身にとっての長期的な顧客を獲得したり、横展開できるビジネススキルにはつながらないため、本人の資産として積み上げることが難しいのです。また、どんなに一生懸命に働いても、時間あたりの報酬を2~3倍と上げていくことも現実的ではないので、向上心を持って働く意欲が保ちにくい構造となっています。

もし、あなたがこれからの時代を生き抜くために戦略的に複業を考えるのであれば、複業の位置づけを今一度、考えてみてください。「その仕事から何を本業に還元できるか?」「自分の中の資産として何が積み上がるのか?」が自分の中で明確に説明できない限り、その仕事は複業として取り組むべきではないのです。費やした仕事の時間が「資産」として積み上がる、言わば時間を味方につけられる複業に思考をチェンジしましょう。

 

複業する前に、まずは本業で結果を出そう


本記事を最後まで読まれた方は、短絡的な複業を始めるのではなく、生涯に渡り資産となる複業を始めることが大事だとご理解いただけたのではないでしょうか。しかし、大前提として本業を頑張らなければ、複業がうまくいくことは極めて少ないでしょう。だからこそ、まずは本業で成果を出し、そのスキルや成功体験を持って複業を始めてみてください。

単なる作業としての「副業」であっても、きちんと意味を見出す「複業」として自己実現を目指せるか?すべてはあなた次第です。

執筆: 大畑朋子
企画・編集: 新井勇作
デザイン: 中山亜希

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