副業から複業に!趣味の延長をフリーランス型複業にする方法 #dualwork

好きなことを仕事にできるならば、どのような職業を選びますか?

近年「好きなことをして生きていこう!」といった風潮がありますが、まさにそれを実現できるのが「複業」です。

前回の記事では「本業のスキルを即戦力に!誰でも始められるフリーランス型複業」をご紹介しました。

「すぐに始められる」
「本業に対する視点が高くなる」

など、本業・複業ともに良い循環が生まれることをご理解頂けたのではないでしょうか。

後半にあたる本記事では「副業から複業に!趣味の延長をフリーランス型複業にする方法」をご紹介します。

 

やりたいことや好きなことを大胆にチャレンジ

「やってみたい仕事はあるけど、転職する勇気はない…」
「好きなことで生きていきたいけど、本業ではチャレンジできない」

 

そんな方におすすめなのが「本業とは異なるスキルを活かして複業」することです。本業で安定した収入を得ているからこそ、あえて複業でやりたいことや好きなことにチャレンジできます。

 

DUAL WORK編集長の新井は、まさにこのタイプの複業を実践してきました。今も本業としてコンサルティング業務を行いながら、複業で写真撮影を請け負うカメラマンの仕事をしています。趣味から始まった撮影がいつの間にかビジネスとして展開し、人生の中で大きな意味を持つようになったと、常々発信しています。

 

複業を通してありたい自分に変化できる可能性を持っているのが、本業と全く異なるスキルを活かした複業の特徴です。以下では、そのメリット・デメリットをご紹介します。

 

本業と全く異なるスキルを活かして複業するメリット

①低リスクでチャレンジできる

好きなことにチャレンジしようと思い立ったら、転職や独立を考える人が多いかもしれません。しかし、副業解禁の流れに伴い、多くの方が本業を持った上で、複業にチャレンジできるようになりました。

 

本業で得られる収入で安定しているからこそ、思い切った複業にチャレンジできます。複業側の収益が安定するまで、本業側が支える構造はビジネスとして非常に強く、じっくりと実力を蓄えられるでしょう。

 

もちろん、複業でやりたいことや好きな仕事に挑戦し、軌道に乗り始めたら本格的に複業側のビジネスに舵を切ることもできます。いわば、複業はビジネスを始める前のお試し体験ができるのです。

 

この低リスクでチャレンジできる複業の詳細は、過去記事「複業は『好き』で始めてOK。本領を発揮する仕事の選び方とは?」でも詳細を記載しています。合わせてご確認いただけたら幸いです。

②キャラクターの個性が際立つ

本業とはあえて異なる複業を行うことで、様々な知見を貯めることができます。それらを本業に活かすことで相乗効果を生み出し、さらなる価値を発揮します。

 

先ほどもお伝えしたとおり、DUAL WORK編集長の新井は、本業でコンサルティング業務に携わる傍ら、複業で撮影事業を行ってきました。コンサルティング業務で得られたビジネスの知見を活かし、他のフォトグラファーとの違いとして、クライアントのニーズを引き出した撮影を訴求しています。

 

例えば、撮影前の打ち合わせにも仮説を持って、複数の撮影パターンを提案しながら全体をコーディネートしていきます。クライアントが写真を撮影する目的を理解し、言語化。それに必要なカットの提案、撮影プランへの落とし込みなど、実際のコンサルティング案件と変わらないアプローチを用いています。

 

その結果、写真撮影を担当させていただいた企業様から、Webサイトの制作やSNS周りの運用などコンサルティング業務を依頼されるようになりました。カメラマンとしてのキャラクターも個性的なものになり、ビジネスにポジティブな影響が出るようになりました。

 

それぞれ異なる領域の仕事であっても、両方できる人材は重宝されやすくなります。

③他業種との人脈構築につながる

本業とは異なるジャンルで複業することで、普段なら出会えない人に会うこともできます。同業者以外の人に出会うことで良い刺激を受け、新たなビジネスチャンスにつながる可能性があるかもしれません。

 

趣味を延長とした複業が素晴らしいのはこの点です。リンダ・グラットン教授の『LIFE SHIFT』の中でも提唱されるように、複数の緩やかなコミュニティに所属することが、人生100年時代の中で極めて重要な生存戦略になります。似たようなコミュニティよりも、性格の異なる複数のコミュニティに所属することが、将来的なリスクヘッジにつながるのです。

 

そして、これから趣味の領域で複業をはじめる方に安心して頂きたい事実があります。それは、新しいコミュニティでは自分の本業で培ったスキルや能力が高く評価されるということです。自分自身が本業におけるプロであるからこそ、他のコミュニティに関わった際に、誰かのサポートができるようになるのです。こうして育んだ人と人の交流が真の意味での自己実現や自身の成長につながっていくでしょう。

 

本業と異なるスキルを活かして複業するデメリット

①仕事になるまでに時間がかかる

やりたいことや好きなことで複業に挑戦することは、いわばプロとしての知識やスキルが不足した状態から始めることを意味します。多くの場合、プロとアマではそもそもの『サービス提供に対する考え方』が異なるため、差があるのは当然です。そのため、プロとして通用する一定のスキルを身につけるまでに時間がかかります。さらに、場合によってはお金もかかるでしょう。本業も同様ですが、プロとして活動する以上、どこまでも自分自身に投資していくスタンスが必要になります。

 

その分、スキルを身につけ、お客様に価値提供ができるプロになった先には、本業と掛け合わせた個性として、強みを発揮することができるでしょう。

②説明が必要になる

複業について周囲からの理解を求めるためには、丁寧な説明が必要です。副業や複業といった言葉が一般的になってきたとはいえ、実際に取り組む人はいまだ少数派です。

 

「なぜ、本業があるのに全く異なる仕事をしているのですか?」
とダイレクトに聞かれることも多く、複数の異なる仕事を本業にすることに対して、説明が求められます。

 

また、仕事でお会いする方々だけでなく、場合によっては家族にも同様の説明をする必要があります。 そうした説明をストレスと感じないように自分が複業をしている理由を簡潔に、そして説得力を持って話せるようにしておきましょう。最終的に、こうした質問に受け答えすることで、自分が複業を実践する意味を何度も確認することになります。変な誤解をされたまま業務を遂行するよりも、自分が好んで今の複業をしている理由を説明できるように準備しておくべきです。

③単価を上げにくい

本業で培ったスキルを生かしてサービスを提供する場合は、基本的に最初からプロフェッショナルとして単価を請求できることが多いです。その一方で、趣味を複業にする場合、どうしても安く見られがちになります。

 

本来、サービス提供者がプロか、アマか?はサービスを提供する単価に全く関係がないものです。ただし、これは顧客心理が関わるため、プロの価格と副業で提供する価格では、心理的に大きな開きがあるようです。

 

実際、編集長の新井も撮影請負サービス『ONE PHOTO』での販売価格に様々な苦労がありました。カメラマンとして駆け出しの頃は、1時間3,000円で撮影を請け負っていましたが、単純計算しても赤字でした。また、遠慮や顧客獲得の難易度から長くその金額を上げることができませんでした。その後、半年に一度程度の価格見直しを行い、1時間3,000円から6,000円、12,000円、15,000円、20,000円と徐々に上げていき、現在の平日30,000円、休日20,000円と納得できる単価にする事ができました。

複業をする上でサービス提供者が、自ら価格を設定することは推奨されるべきです。だからこそ、自分の納得する形で自信を持ってサービス価格を上げていくことが、フリーランス型の複業では必須のマインドになります。

 

目的に応じて、複業を始めよう

複業は、人生の幅を広げるツールの一つです。間違っても、複業そのものを目的にしてはいけません。やりたいことや好きなことへのチャレンジに諦めていた人も、複業を通じて第二の可能性に出会えるかもしれません。だからこそ、自分に合った複業の仕方を見つけて、ぜひ本業・複業ともに本気でトライしてみてはいかがでしょうか。

 

 

執筆: 大畑朋子
企画・編集: 新井勇作
デザイン: 中山亜希

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