趣味を副業に!好きなことを仕事にするメリット・デメリットをご紹介! #dualwork

趣味を仕事にできるなら、どんなことをしますか?

誰しも一度は「好きなことをして生きけたら…」と思った経験があるかもしれません。しかし、会社を辞めて独立したり、いきなり転職に踏み切るのは、ややハードルが高く感じられます。

そんな中で、唯一手軽に趣味を仕事に変えられるのが「副業」です。

この記事では、趣味を副業にするメリット・デメリットや、副業を始める際のポイントについてご紹介します。 習い事の経験を活かしていつか自分が講師になりたいと考えている方、手芸やイラストなど趣味で作っている作品を販売してみたい方などはぜひ参考にしてください。

自分だけの“アイデンティティ”を獲得できる

仕事終わりや休日など空いた時間にいつも取り組んでいることはありませんか?もし、いつか仕事にしてみたい…と感じているものがあれば、ぜひ副業でチャレンジしてみましょう。

独立でもなく、転職でもなく、あえて「副業」を選ぶ理由は「『本業』という生活の柱を維持したまま挑戦できる」からです。独立・転職する場合は、失敗してしまうと元の会社に戻ることが難しいものです。しかし、副業であれば撤退するだけで済むので、仕事や収入に損失を与えないで済みます。

実際に、趣味で培ったスキル・知見を元に副業してみると、自分の向き・不向きを知ることができます。本当に好きでやりたかったことだと気づければ、自己実現にもつながります。気になる方は一度挑戦してみることをおすすめします。

実際にDUAL WORKでインタビューした方のほとんどが「本業だけでは得られなかった自分のアイデンティティを獲得できた」と語っています。

DUAL WORK編集長の新井も、本業でコンサルティング業務を行う傍ら、週末を利用して写真撮影の副業を行いました。その結果、撮影請負サービス『ONE PHOTO』を立ち上げ、 人から感謝されることが増えたと語ります。

 幸福な第二の生き方を実現するためにも、趣味で培ったスキルや知見で副業してみると良いでしょう。

趣味で培ったスキルを活かして副業するメリット

①“低リスク”でチャレンジできる

転職や独立とは異なり、本業で安定した仕事と収入を確保した状態でチャレンジできるのが「副業」の特権です。「独立してみたら仕事が来なくて毎日が不安」「転職したら想像とは違った…」など後戻りできない失敗をせずに済みます。

「副業」で趣味を仕事にする体験をしてみることで、実際にビジネスとして成立するのかを確認することが出来ます。それだけでなく、自分は趣味として続けたほうが良いのか?ビジネスとしてお金を受け取ってプロとしても活躍できるのか?など得意不得意にも気がつけます。もし、継続して取り組んでみて、副業が本業の収入を越えるようになれば、独立して本格的に取り組んでみるのも良いでしょう。

②追加の費用がほとんどかからない

趣味を持っていれば、副業を始めるにあたって必要な道具をすでに所有していることが多いものです。そのため、新たにお金を使って必要なものを購入することは少なくなります。

例えば、趣味で写真撮影をしている方であれば、すでにカメラやストロボなどの撮影機材は一通り持っていることが多く、副業でプロフィール撮影を請け負う場合にも多少仕事に必要なものを買い足す程度で済みます。

さらに、実際に副業としてサービス提供した時にあまり自分に向いていないと感じても、趣味としてまた利用するだけで済むのでムダが発生しません。

③個人の付加価値が身につく

副業で培った経験をそのまま副業だけに留めるのではなく、本業にも掛け合わせていくことで、自分自身のブランディングにつながります。

本業しか取り組んでいないと一緒に働く仲間と差別化が図りづらいですが、副業で培ったスキルや知見を活かせば人と異なる提案や仕事の仕方をできる可能性があります。もちろん、その逆として、副業する際の付加価値に本業のスキルや知見を活用できることもあります。

実際にDUAL WORK編集長の新井が、副業で同業者と差別化につながったのが、クライアントのニーズを引き出した撮影スタイルでした。これは、本業でコンサルティング業務を行っていたことから、ヒアリング能力を活かして副業に付加価値をつけました。

 そういった独自の撮影スタイルでお客様を満足させることで、副業のみならず、本業のコンサルティング業務に興味を持たれる方も多くいました。実際に撮影を依頼したお客様がコンサルティング業務も依頼するケースも増えたと語ります。 

本業・副業の双方向で活躍できるようになると自分自身のブランディングにもつながり、重宝される人材になりやすくなります。

趣味で培ったスキルを活かして副業するデメリット

①ビジネスになるまでに時間がかかる

プロとしてすでに仕事をしている人と、趣味で取り組んでいた人がこれから仕事として始めるのでは、スキルや知見に明確な差があるのは当然です。いきなり商品・サービスを提供するのではなく、まずは自分が持つスキルや知見はどの程度のレベルなのか、競合を分析しましょう。実際に、同じような商品・サービスを複数調査することで、具体的にどの程度の値段でどれくらいの内容を提供しているのか把握することにつながります。その上で、自分がこれから提供する商品・サービスを磨き込むことで、比較的短い期間でコンテンツのブラッシュアップが可能です。

プロとしてお金を頂いて価値提供するためにも、日頃から自分自身に投資し、スキルや知見を向上させましょう。

②単価を上げにくい

本業で培ったスキルや知見を活かして副業する場合は、本業の実績を踏まえて正当な値段で仕事を請け負いやすい一方で、趣味を副業にする場合は正当な対価を頂くまでに時間がかかります。

特に、これから初めて商品・サービスを提供して、お金をいただく場合、自信のなさや対価を受け取ることへの遠慮から、単価を低く設定しがちになります。 

実際に、DUAL WORK編集長の新井も撮影サービス『ONE PHOTO』を開業した当初は、1時間3,000円で撮影を請け負っていました。事業としては赤字ですが、顧客獲得に苦戦したこともあり、単価を上げることができませんでした。

その後、半年ごとに価格の見直しを行い、1時間3,000円から6,000円、12,000円、15,000円、20,000円と徐々に価格を上げていきました。その結果、現在は平日30,000円、休日20,000円と、プロの価格として提供できるようになりました。

趣味を副業にする場合は、いきなり単価を上げようとするのではなく、スキルアップと共に徐々に上げていく気持ちでいると良いでしょう。

③顧客を自力で獲得しなければならない

個人サイトやSNSなどから集客できるようになることが一番の理想ですが、必ずしも最初からできるとは限りません。個人サイトを構えただけではアクセスは伸びないため、ブログを書いたり、SNSなどで情報発信を行ったりするなど認知を図ることが必要になります。

現在は、ありがたいことに集客に活用できるプラットフォームサービスが複数存在しています。ハンドメイド作品を販売するのであれば「minne」「Creema」など。イラストやスタンプなどオリジナルグッズを販売するのであれば「ココナラ」「メルカリ」などが挙げられます。これらを有効活用することで大勢のアクセスから自分の商品・サービスが選ばれる可能性が高まる一方で、競合も多く存在します。

特に、プラットフォームの多くは評価の可視化が行われているため、少しでも実績がある方が売れやすくなる傾向があります。友人を巻き込んで実績作りを行うなど、集客の努力は欠かせないでしょう。

趣味で培ったスキルを活かして副業する際のポイント

これから趣味を仕事にするのであれば、いくつか抑えておきたいポイントがあります。以下の3点を気をつけることで、長く副業を続けられるようになるでしょう。

 

1.熱中しすぎない

好きなことを仕事にするため、人によっては寝食忘れるほど熱中できるかもしれません。もちろん、提供する商品・サービスを磨き込むために熱中して副業に取り組むことは大事ですが、それによって本業をおろそかにしていては、本末転倒です。あくまで本業があるから副業にチャレンジできることを忘れないようにしましょう。

2.スキルアップに向けた勉強を怠らない

本業で培ったスキルや知見を元に副業する時と同様、スキルアップに向けた勉強は怠ってはいけません。特に、趣味の状態からプロの仕事として取り組むためには、生半可な姿勢ではいられません。まずは、自分が提供する商品・サービスを向上させることに力を入れ、その上で、集客・価値提供を行うことで、本業と同様にプロとしてサービス提供できるようになります。

3.焦らず長く続ける精神でいる

本業が忙しくなると、つい副業に充てる時間を削りたくなります。しかし、長く副業を続けていくのであれば、まとまった時間が取れなくても細々と続けていく姿勢を持ちましょう。本業が繁忙期の時は副業の稼働時間を減らしたり、逆にまとまった時間が取れるのであれば積極的に集客を行ってお客様に価値提供を行ったりと、状況に応じて動けるようにしておくと、長く継続して副業できます。

自己実現に向けて、副業を始めよう

副業は、人生の幅を広げる手段の一つです。単に副収入を得るためだけでなく、新たな人脈を構築したり、自己実現につなげたりする場としても活用できます。

特に「人生100年時代」と呼ばれる現代において、複数のコミュニティや居場所を確保することは、豊かな人生を送るためには欠かせません。

もし、これまでやりたかったけれど諦めていたことがあれば、ぜひ副業でチャレンジしてみましょう。

また、今回ご紹介した「趣味で培ったスキルを活かした副業」以外にも、「本業で培ったスキルを活かした副業」も、取り組みやすい副業の一つです。ご興味ある方はぜひそちらも読んでみてくださいね。

 

執筆: 大畑朋子
企画・編集: 新井勇作
デザイン: 中山亜希

 

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