【緊急寄稿】 僕らも「今日の仕事が楽しみです!」と言える人を増やしたい。#dualwork

今週10月4日(月)にJR品川駅で掲載された広告が話題になりました。

広告を掲載したのは、都内の新規ビジネス開発コンサルティングのアルファドライブ(千代田区・代表取締役 麻生要一)。同社は最終的に翌10月5日(火)の午前をもって「配慮に欠く表現となっていた」ことを理由に広告の出稿を取り下げました。

ただ、この広告とその後の俗に言う炎上については過度に反応された部分があると考えます。だからこそアルファドライブのメッセージは正しく伝えられる必要があると感じました。DUAL WORKも「日本のあたらしい『はたらく』を考えるメディア」として、日本の働く環境を本気で変えたいというアルファドライブの想いは、必要な人には届けられるべきだと考えます。

よろしければ、今回の記事でアルファドライブや麻生要一氏が伝えたかったことを紐解きたいと思います。

アルファドライブとDUAL WORKの関係について

まず、はじめに書いておくと、今回の記事を書いているDUAL WORK編集長の新井勇作アルファドライブの麻生要一氏は友人関係です。また、弊社が提供する撮影サービスONE PHOTOの顧客関係でもあります。

その点で一般的な人よりも、少しだけ近い位置でアルファドライブの事業については知っているつもりです。これまでにも、仕事を通してアルファドライブで働く多くの方とお話しをさせていただきました。(もし、友人擁護・顧客擁護としてフラットに記事を書けていない点があるとすれば、それは筆者の力量故ですので、批判・批評は新井個人まで頂ければと思います。Twitterで頂いたメッセージなどはなるべく返信をさせていただきます。)

今回の件の間も、麻生氏とは何度かお互いにやりとりをしていました。ここから先は、直接本人から聞いたわけではないですが、麻生氏の伝えたいメッセージを広告から読み解いていきたいと考えています。

そもそもどんな広告と炎上だったのか?

すでに広告は停止されているので、実際に現地で見ることは叶いませんが、当日の品川駅の映像がありますので、まずはこちらの動画を御覧ください。

実際に動画で流れた広告を文字にすると下記のとおりです。

出勤中のみなさま
今日の仕事は楽しみですか。 

今日の仕事が楽しみだと
思える仕事が増えたら

この社会はもっと
豊かになるはず

だから、

AlphaDrive / NewsPicks
が新規事業の生まれる
組織づくりを
サポートします

ビジネスに衝動を。
ビジネスに鼓動を。

AlphaDrive /
News Picks

時間にして15秒の短い文字だけの動画です。また、この動画はその他の映像広告やニュース、天気予報と合わせて数分間で1回流れるものだそうです。

それと合わせて、10月4日(月)に日本産業新聞に掲出された広告はコチラです。

少し長いですが、下部の小さい文字で読みにくいボディコピーまできちんと全文を文字に起こしてみます。

今日の仕事は楽しみですか。

これから出勤するみなさま、はじめまして。AlphaDrive/NewsPicksと申します。私たちは、人の変革を通じて、イノベーションが社内から生み出される企業づくりを支援する「変革ドライブカンパニー」です。今、多くの日本企業は元気がありません。日本人の多くが、仕事に「やりがい」をもたない、そんなデータもあります。それもそのはず。無駄な承認階層。煩雑な縦割り組織。古き慣習、悪しき伝統。今の日本は「個人」を押さえつけるシステムで溢れています。仕事が楽しめないと、生産性は下がります。仕事が楽しめないと、新しいものは生まれません。「人は変わらない」「大企業は変わらない」そんなことはありません。私たちは伝統的な大企業で働く人たちが、新規事業を追求し、変革してきた姿を見てきました。時に涙をながし、笑いあい、情熱を注いでビジネスをドライブする姿をこの目で見てきました。楽しめる環境をつくり、楽しめる仕事を生み出す。それこそが日本に必要な「働き方改革」です。AlphaDrive / NewsPicksが新規事業の生まれる組織づくりをサポートします。

ビジネスに衝動を。ビジネスに鼓動を。
AlphaDrive / NewsPicks

動画広告も、新聞記事広告も同じですが、ご一読を頂ければ品川駅ではたらく方々を煽る目的で出稿された広告ではないということはご理解頂けるかと思います。今回、そのいち部分を望遠レンズの圧縮効果を使って切り取ってSNSにアップしたこと、そしてその一部分に過剰に反応するインフルエンサーがいたことから大きな炎上となりました。

Alpha Driveが伝えたかったことの適切さ

どちらの広告も伝えたいメッセージは極めてシンプルです。

  1. 仕事が楽しみだと思えるビジネスマンを増やしたい
  2. それは日本を豊かにするために必要なことだから
  3. 私たちアルファドライブは新規事業の生まれる組織づくりを支援する会社です

というものです。そして品川駅港南口に連なる高層ビル街(品川インターシティ)には、有名企業のオフィスが軒を連ねます。代表的なところで

  • SONY
  • マイクロソフト
  • 大林組
  • ニコン など

日本有数の大企業の街と言っても差し支えありません。そこで働くビジネスマンの中には仕事を主体的に楽しみながら、もっと活躍できる方法はないか?を真剣に考えている人も多いことでしょう。

その意味でも、広告出稿の場所としてもメッセージとしても、批判を受けるような内容ではないと言って良いと思います。

今回の広告で残念だったこと

アルファドライブが持っている特殊な機能は、大企業から生み出す新規イノベーションです。それは、業界の中にある慣習を見直すことで得られる斬新なアイデアであったり、既存の製品を作る過程の中にある見過ごされていた副産物にヒントが有ることが多いものです。

その意味でも、アルファドライブが伝えたい「もっと仕事を面白くしよう」という観点は、エリート街道をひた走る一部のサラリーマンだけでなく、大企業の中でまだ日の目を浴びていない大多数の方々にこそ、必要な観点だと言うこともできます。

(アルファドライブの過去実績を会社Webサイトから参照)

本来であれば、大企業で活躍できていない方や、承認階層や煩雑な社内手続きに苦しんでいる人ほど、アルファドライブが持っているコンサルティングの技術や経験は役に立ったはずです。皮肉な話ですが、そういった方々ほど、自分自身が煽られていると感じて、現地の情報すら確かめることもせず、インターネット上で自ら自分たちを変えうる可能性を閉ざしたことは、とても残念な結果だと言えます。

では、どうするべきだったのか

今回、上記のような映像広告と新聞広告だけならば炎上はしなかったでしょうか?

個人的な見解ですが、おそらく麻生氏の自ら行ったツイートがなければ炎上することは無かったと思います。

その点では麻生氏の行動に誤りがなかったか?というと、そうではないと言えます。

しかし、一方で会社としてのメッセージをより強く、遠くまで届けようとした時に、最もインパクトのある写真を利用するのは常套手段であり、他の企業でもとり得る手法です。その点で、今回のツイートに過度な批判をされる謂れもなかったと言えます。

過ぎた過去にたらればを持ち込んでも詮無い話ではありますが、揺るがない信念を持って発信したツイートであれば、消す必要はなかったと思います。

今回、本記事冒頭の動画が出る前まではSNSが暴力装置として機能していましたが、動画が注目を集めた後などからは、批判は過度なものだった、という風潮に変わりつつあるとも感じています。こういう場合にSNSは盾にもなってくれます。削除したものを戻すことはできませんが、過度な批判を繰り返し、扇動した人には今回の件もマスメディアがよく利用する「切り抜きによる拡大解釈による」ものだったと反省をして頂ければと思います。

最終的に、今回の動画や詳細な広告では読めなかった小さな文字に書かれた大きな想いが、一人でも多くの人の目に触れることで、あらぬ誤解が解けることを友人として願うばかりです。

「はたらき方」を考えるメディア・DUAL WORKとして

私の個人的な経験ですが、仕事が楽しくない人生はもったいないと思います。それは人生の中で最も時間をかけて行うのが仕事だからです。単純計算しても1日8時間。1週間で40時間を仕事ではない何かに割くことができるとしたら、それは学生か引退した方々だけのはずです。

だからDUAL WORKとしてもはたらき方を積極的に模索し、改善していくことを推奨しています。私たちの言葉で言うと「自分が自分の人生の物語の主人公になる働き方」をすることが、一番良いと考えています。そのために、解釈の変更があり、社内起業があり、転職があり、複業があり、独立という方法があるのだと思います。

アルファドライブならびに麻生氏が本来伝えたかった想いは、DUAL WORKが掲げる「もっと、仕事を面白く」したいという思いと完全に一致するものです。その道の先にある日本全体の競争力を取り戻す大きな夢を、これからも一緒に叶えていく仲間だと考えています。

一人でも多くの人が仕事を楽しく感じられるように、これからもDUAL WORKは働き方のヒントを発信していきます。

企画・執筆:新井勇作
デザイン:中山亜希

 

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