この記事では、BASEを使ったネットショップの開設方法についてご紹介します。
BASEとは、無料で簡単にネットショップを開設できるサービスです。月額費用0円とムダな固定費が発生しないため、副業でビジネスを始めたい方のお財布にやさしいのが特徴です。
ネットショップに必要な決済機能はもちろん、デザインのカスタマイズやSEO対策などの機能も豊富に揃っています。
この記事では、BASEでネットショップを開設し、商品ページを公開するところまでのやり方を、実際の画像を用いながらご紹介します。ほとんど難しい部分はないので、一緒に順を追って作業していきましょう。
BASEを始める前に準備しておきたい2つのもの
BASEでネットショップをスムーズに開設するために、以下2つのものを事前に準備しておきましょう。これらの項目は後から変更ができないので、あらかじめ余裕を持って考えておく必要があります。
①ショップURL
②屋号
一つずつ見ていきましょう。
①ショップURL
ショップURLは、BASEでネットショップを開設した際に表示されるものです。
URLを決めるポイントは、ショップ名やサービス名とできるだけ同じ名前を使用することです。
例）
・ショップ名：DUAL WORK
・ショップURL：https:// dual-work.base.shop
ショップやサービスの名称とURLが一致していると、信用につながります。ただし、URLに使用する文字列は先に取得した人が独占的に使用できるため、取得できないことがあります。その場合、下手にURL名を改変させるよりも、可能であればショップ名ごと変更する方が無難でしょう。
特にネットショップの場合、「https://dual-work1.base.shop」など意味のない数字や文字列を足してしまうと、お客様から偽サイトと判断される場合もあります。
だからこそ、慎重に決めるようにしましょう。
②屋号
屋号は、購入者の支払明細書に記載されます。ショップ名やサービス名の他、会社や個人事業主であれば、その名称を記入します。
上記2つの準備が整ったら、早速BASEでネットショップを立ち上げましょう！
STEP1：BASEにアクセスし、アカウントを作成する
まずは、BASEの公式サイトを開きましょう。
入力すべき項目は、以下の3つです。
①メールアドレス
②パスワード
③ショップURL
①メールアドレス
メールアドレスに、お客様からのお問い合わせ通知やBASEからのお知らせが届きます。ショップ用に管理するメールアドレスや、ふだん自分が利用しているメールアドレスを記入しましょう。
②パスワード
BASEで作成したショップへログインする際に必要になります。忘れないように、必ずメモを取るなどして管理しておきましょう。
③ショップURL
ショップURLは、事前の準備で用意したものを記入しましょう。一度登録したURLは変更できないので、くれぐれもご注意ください。
また、ドメインは下記の10種類から選ぶことができます。
- base.shop
- shopselect.net
- base.ec
- theshop.jp
- handcrafted.jp
- fashionstore.jp
- buyshop.jp
- supersale.jp
- official.ec
- kawaiishop.jp
基本的にどれを使用しても構いませんが、「theshop.jp」「official.ec」などが汎用的で使いやすいと思います。ご自身が販売される商品に合わせて、柔軟にお選びください。
STEP2：「誓約書」に同意する
ショップアカウントの登録が完了すると、次に「誓約書」の画面が開きます。
内容に問題がなければ『上記の「誓約書」に同意する。』にチェックを入れ、緑色のボタン「上記に同意する」をクリックしましょう。
STEP3：確認メールを開いて、登録を完了する
同意が完了したら、『メールが届いているので、タップして「登録完了」してください』という画面が表示されます。
緑色のボタン「メールアドレスを認証してはじめる」をクリックしましょう。
STEP4：ショップの運営情報を記入する
新しく画面が立ち上がり、「運営情報の入力をお願いします」というページが表示されます。
緑色のボタン「入力する」をクリックすると、以下のような「運営に関する情報」の登録画面に進みます。
登録が必要な情報は、全部で9つです。
①区分（個人 / 法人）
②事業者の氏名
③事業者の所在地（入力は必須。ただし、非公開は可能）
④事業者の連絡先（入力は必須。ただし、非公開は可能）
⑤営業時間・ショップ情報など
⑥販売価格
⑦代金の支払方法・時期
⑧商品のお届け時期
⑨返品について
⑤〜⑨は、ひな形が記載されていますので、必要に応じて内容を変更するようにしましょう。
すべて記入を終えたら、最後に「保存する」ボタンを押します。
STEP5：ショップで利用する決済方法を選びましょう！
ここまでの登録が終わると、「（3/4）ショップで利用する決済方法を選びましょう！」という画面が表示されます。
「選択画面へいく」というボタンを押しましょう。ここでは、決済方法を申請します。
決済方法は、以下7つの中から選ぶことができます。
- クレジットカード決済 (●)
- 銀行振込 (●)
- コンビニ・Pay-easy決済 (●)
- キャリア決済 (●)
- Amazon Pay (●)
- PayPal決済
- 後払い決済 (●)
(●) はデフォルトで入っているので、必要に応じてチェックを外してください。特に、後払い決済はチェックを外しておくことで必須入力項目が1つ減らせます。
続いて、「屋号」を記入します。ここで登録した屋号は、購入者の支払明細書に記載されます。
その他、事業者に関する情報を登録していきます。
- 事業者の氏名
- 事業者の生年月日
- お住まいのご住所
最後に、運営ショップのカテゴリを選択しましょう。
運営ショップのカテゴリを正しく選択すると、BASEで作られたショップの商品を閲覧できる「Pay IDアプリ」で検索されやすくなります。できるだけ取り扱い予定の商品に近いものを選びましょう。
全ての記入が終わったら、「保存する」ボタンを押します。
STEP6：ショップ情報を登録する
下記の画面が表示されたら、「ショップ設定ページへ」のボタンを押して、最後にショップ情報の登録に移りましょう。
以下がショップ情報の登録画面です。事前に登録した情報が一部反映されているため記入や選択が必要なのは、概ね以下の通りです。
- アプリ掲載の可否（Pay IDアプリへの掲載：有・無）
- ショップの説明文
- SNSの設定（Instagram、Twitter、LINE公式アカウントなど）
- ショップの送料
- デフォルト税率（標準税率 / 軽減税率）
- 買い忘れ防止メール送信の可否
『「Pay IDアプリ」にショップを掲載する』は、必ずチェックを入れておきましょう。
またショップの送料は、全国一律です。ただし、「送料詳細設定App」をインストールすると、都道府県ごと・地域一律の送料設定が可能になります。（詳しくは、こちらの記事をご覧ください）あとから設定し直すことも可能ですので、まずは一律の金額を入力しましょう。
最後に「保存する」ボタンを押したら、ショップの基本設定は以上です。
おまけ：商品を登録して、ショップを公開してみよう！
ショップが開設できたら、商品を登録してショップを公開してみましょう。
画面・左上にある「商品管理」と書かれた洋服のアイコンをクリックしましょう。
以下のような画面が表示されたら、「＋商品を登録する」をクリックします。
項目欄に詳細を記入して「登録する」ボタンを押しましょう。
【入力する項目】
- 商品名
- 商品画像
- 商品説明
- 価格（税込み）
- 税率
- 在庫と種類
- 表示・公開
最後に、ショップを公開してみましょう。
画面・右上にある家マークのボタンを押し、「ショップ設定」をクリックします。
ショップ情報ページの上から2番目に「ショップ公開状況」と書かれているので、チェックをして保存しましょう。
最後に、ショップURLをクリックして確認しましょう。商品が公開されていれば完成です。お疲れ様でした！
終わりに：みんなでネットショップを始めてみよう！
以上がBASEでショップを立ち上げる手順でした。
必要に応じて、ネットショップを使いやすくできるAppsを導入して、商品検索や定期便、予約販売などカスタマイズしましょう。
次回の記事では、BASEでショップを開設したら、始めに導入したいAppsを8つご紹介します。
いろいろ試しながら、ぜひオリジナルのネットショップを完成させてみてくださいね！
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