「どうやったら複業で成功することができるのか?」
「副業における成功ってなんだろう?」
そんな疑問に答えがないまま、副業を始める最初の一歩を踏み出せていない人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて、副業や複業で大成功された著名人を3名ご紹介します。彼・彼女らの経歴やこれまでの発信を紐解くことで、「複業で成功する人に共通することは何か」をDUAL WORKが考えます。副業を始める人に描いてほしい大きな「夢」として、最初の一歩を踏み出すエネルギーを著名人から学んでみましょう!
1人目. お笑い芸人から世界的ファッショニスタになった渡辺直美さん
若者から絶大な支持を得ている渡辺直美さん。世界的なファッショニスタ、そしてファッションアイコンとしても知られていますが、本業はもちろんお笑い芸人です。NSC東京校の12期生で、拠点をニューヨークに移した現在も、吉本興業に所属してエンターテイナーとして活躍されています。
この投稿をInstagramで見る
中学生の頃から「お笑い芸人になったら、洋服を作る仕事も並行してできたらいいな」/span>と思っていたそうです。そんなファッション好きの渡辺直美さんは、2014年に「女の子の持つ感情を表現する」をテーマにしたファッションブランド「PUNYUS(プニュズ)」をスタートさせました。
PUNYSが人気を集めた理由は、世代問わず誰もが楽しめるポップなデザインと体型問わず楽しめる幅広いサイズ展開(Freeサイズ〜6L!)でした。自らもモデルを務め、渡辺直美さんのようなぽっちゃり体型でもファッションを楽しめることを主張し、多くの若者から賛同を集めて大成功したのです。
現在のPUNYUSは全国10店舗(WEGO内含む)にまで拡大。2021年8月時点で、PUNYUS公式Instagramのフォロワーは14.2万人、渡辺直美さんご自身のInstagramは956万フォロワー(日本国内のインスタフォロワー数1位)まで伸びています。
今はお笑い芸人としても、ファッションブランドの経営者としても大成功されている渡辺直美さんですが、小さい頃は貧乏だったそう。チラシをみて食べた気分を味わう幼少期を過ごし、NSCのための学費もバイトで稼いでいます。苦労家でもあることは意外と知られていないのかもしれません。
本業として「最強のエンターテイナー」になるべく、拠点をアメリカに移された渡辺直美さん。直近のご活躍はInstagramにて、ご確認いただけます。是非、フォローして渡辺さんを応援しましょう!
2人目. 弁護士から起業家・政治家になった元榮太一郎さん
現在は自身が起業した会社「弁護士ドットコム」の代表取締役でありながら参議院議員、弁護士としても活躍されている元榮太一郎さん。
元榮太一郎さんは司法試験に合格後、約3年間弁護士事務所で勤務した後、引越し業者の比較サイトをヒントに「弁護士ドットコム」を2005年に起業。2014年には弁護士兼起業家として日本初の東証マザーズ上場を成し遂げました。
弁護士兼起業家としての活動だけに留まらず、2016年には参議院議員として自民党から千葉県選挙区で出馬し当選。さらには自身のこれまでの知識と経験を活かして、複業について書いた自伝本「『複業』で成功する」を2019年11月に出版しました。
元榮太一郎さんは当初無料で弁護士ドットコムをユーザーに提供していました。その約8年間もの期間、赤字で運営を続けていたそうです。赤字期間中は母親にも手伝ってもらうほか、ご自身の本業側の弁護士報酬をやりくりすることで会社を継続するなど、法律のインフラとしてのサービスを作り続けました。その後、プラットフォームとしての認知度も徐々に拡大し、有料サービスを提供したことで黒字化を実現。しっかりとしたサービスと顧客基盤を作り、ユーザーの信頼を獲得した上で有料サービスを提供したことが、結果的には大成功につながりました。
現在も3足の草鞋を履かれている元榮太一郎さん。直近のご活躍はFacebookにて、ご確認いただけます。
3人目. 転職メディアで大成功した元会社員のmotoさん
本業で会社員をしながら、副業で転職メディアを運営し成功したmotoさん。転職を繰り返しながら年収を少しずつあげていたご自身の「軸ずらし転職」の経験についてブログ「転職アンテナ」にまとめ、広告配信することで事業化しました。
motoさんが成功した理由は、自身の実体験を活かした点です。新卒で就職した地方のホームセンターで年収240万円からスタートし、リクルートやベンチャー企業への転職をして年収1,000万円まであげ、副業年収は4,000万円突破したという実体験に基づいた知見は多くの人を引きつけるポイントとなりました。
2018年4月にはmoto株式会社を立ち上げ、副業を本業にすることに成功。2019年8月に出版した「転職と副業のかけ算」は6万部を突破。また、2021年4月にはご自身の会社を10億円で事業譲渡し、ログリー株式会社の子会社になったことも話題となりました。
ようやく発表できました。4月から心機一転して頑張ります。 pic.twitter.com/LUkpkOONZa
— moto (@moto_recruit) March 30, 2021
小中高時代は親からお小遣いをもらえず、自分でお金を稼ぐ方法をその頃から常に考えていたというmotoさん。新卒で入社したホームセンターのレジ打ちからキャリアをスタートさせています。特別なスキルを必要としない仕事をする中でも常に自身の価値を高める方法を模索。その結果、企業勤めする中で苦労した経験を活かし、転職する人をサポートする情報を発信することで副業サイドでも成功されました。
現在もmoto株式会社の代表取締役を務められているmotoさん。直近のご活躍はTwitterでご確認いただけます。
共通点は、本業を疎かにしないこと
今回ご紹介した3人はそれぞれ要所要所で苦労はしつつも、その環境でも自分が提供できる価値に向き合っている点がポイントです。それまでの経験を活かして複業をすることでビジネス的にも大成功しています。そんな3人に共通することはずばり、本業を疎かにしなかったことではないでしょうか。
「副業実践者が遵守すべき3つの義務」でも述べたとおり、複業の大前提となることは本業に全力で取り組み、成果を出すことです。複業に挑戦中の方やこれから挑戦される方はぜひ、そのことを念頭において頑張ってみてください!せっかく副業するなら、堅実に頑張りながらも大きな夢を描いていきましょう!
執筆: 松本佳恋
企画・編集: 新井勇作
デザイン: 中山亜希
DUAL WORKでは副業関連情報を定期的に発信しています!
宜しければ、この機会にDUAL WORKメルマガにご登録くださいね!
There was an error obtaining the Benchmark signup form.