凄腕の恋愛コンサルタントに聞く 結婚相談所が副業に最適な理由 #dualwork

複業や副業を始めようと思った時に「短時間で働けて、安定した収入とやりがいを得られたら最高!」と考えたことはありませんか?

そんな都合の良い仕事なんてあるわけがない!と思った方も多いかもしれません。

「そんな複業の悩みを抱える方には、結婚相談所ビジネスがおすすめです」と教えて頂いたのは、恋愛コンサルタントの関口美奈子さんです。

関口さんはチャンネル登録者数14万人を超える『みなこの圧倒的モテ男TV』を運営するYouTuberとして活動する傍ら、ご自身で結婚相談所エースブライダルの運営も行っています。

結婚相談所ビジネスが複業に向いている理由や、どのような業務を行っているのか、その実態について詳しく伺いました。


関口美奈子
(Twitter:@sekiguchiminako
恋愛コンサルタント。元銀座ホステス。内向的な性格だったが、ホステス時代に経営者や一流のビジネスマンなど3万人以上を接客し、人間を観察することで克服。また学生時代から12年以上にわたり、恋愛や心理学について研究を続けている。現在は、エースブライダル結婚相談所を東京・御徒町にて運営。自身の内向的だった性格を活かし、奥手な方や自信のない方でも、信頼できる最高のパートナーを見つけることを大切にしている。年の差婚を達成された方や、これまで彼女が出来たことなかった方が短期でご結婚が決まるなど、実績多数。

結婚相談所は副業に向いている?

── さっそくですが、結婚相談所の仕組みについて簡単に教えてください。

結婚相談所ビジネスは、複数の結婚相談所が加盟するネットワーク(=連盟組織)で成り立っています。それぞれの結婚相談所に登録している皆様の会員情報を連盟組織内で共有し、結婚したい会員様をマッチングさせる仕組みです。自身の事務所にご登録いただいた会員様を入会からご成婚まで一通りのサポートをすることが、私たちの仕事です。


── 今日は「結婚相談所は複業に向いているか?」をテーマに伺っていきたいと思います。様々な仕事があるなかで、DUAL WORKでは結婚相談所が複業に向いていると考えているのですが、実際のところはいかがでしょうか?

そうですね!「結婚相談所ビジネスは、複業に向いている」と言って良いと思います。

実際に、ファイナンシャルプランナーの方が複業で始めて有名な結婚相談所になっていたり、知り合いのYouTuberの方も結婚相談所を始められていたりします。どんな方でも結婚相談所を開設することはできますし、どなたにもオススメできる仕事です。

中には結婚相談所を運営している子育て中のママさんたちがグループを作り、お互いに会員様のサポートに関する悩みや課題を相談しあう場などもあり、とても協力的なことも結婚相談所ビジネスの特徴ですね。そもそもが誰かの幸せを応援する仕事ですし、ひとつの事務所だけでは決して会員様に素敵な人をご紹介できないので皆さん、本当に協力的です。だから、結婚相談所を運営している他のアドバイザーも親切な方が多く、新しく複業として開業する人でも始めやすいと思います。

── いろんな方が結婚相談所をされているのですね。結婚相談所を開設するために、必要な準備があれば教えてください。

必要なのは、「お金」と「パソコン」です。まず、開業資金として結婚相談所連盟に加入する際のお金が必要になります。私が加盟している日本結婚相談所連盟であれば、約160万円の資金で始められます(2021年6月時点)。その他、都度システム利用料もかかりますが、それらはランニングとして変動費になりますので、開業時は気にする必要はありません。

そして、もう一つはパソコン・スマホなどの通信機器が必要です。これは会員様とのやりとりだけでなく、加入する連盟のサービスを利用するために使います。実は、最近では事務所を持っていない結婚相談所が多いんです。その点も開業のハードルが低いポイントかも知れません。

私の場合、会員様とのやりとりをLINEで行っているため、基本的にはスマホで十分に仕事ができていますし、ネットに繋がれる環境があれば仕事はできると思います。

── 1日の作業時間や仕事内容について、教えて下さい。

私の場合、仕事の作業時間は1日3時間程度です。ネットにつながる環境であれば場所を選ばず自由に働くことができるので、場所も時間も気にせず仕事をしていますし、その点でも複業と相性が良いと思います。

仕事内容は、LINEでのサポートやお見合いの調整、会員様との個別の面談などです。会員様からご相談があればLINEで返信するのですが、毎日たくさんのお問い合わせをいただくわけではないので、比較的短い時間で業務を行うことができます。

──集客の工夫などはあるのでしょうか?

私の結婚相談所に登録される会員様のほとんどは、私のYouTubeを見て公式LINEにご登録いただいている方々です。なので集客コストはYouTubeの制作費くらいしかかかっていません。

もちろん開業当初はYouTubeやSNSで発信を行っていなかったため、朝活やパーティーなどの交流会で名刺交換を行い、そこから集客につなげていました。Twitterで積極的に情報を発信している方もご活躍されているので、集客の方法は人それぞれだと思います。なお、周囲ではウェブサイトから集客している話はあまり聞きません。やはり上手く行った方からのご紹介などが多い印象です。

そういう意味でも、過去の幸せな結婚をされたお客様に新しいお客様をご紹介していただいたり、YouTubeなどで情報発信をしているので実績や信用が積み上がることで、年々お客様が増えていくビジネスとも言えます。

(2021/7/12:追記)
この点、Twitterにて結婚相談所の営業難易度についてご指摘を頂きましたが、DUAL WORKとしては「フリーランス型」の複業における正攻法で営業をすることを推奨させていただきます。フリーランス型の複業だからこそできる営業戦略は下記の記事をご参照ください。

アドバイザーの個性が、結婚相談所の魅力につながる

── 営業はそれなりに工夫が必要そうですね!改めてお聞きするのですが、結婚相談所は誰でも開業できるものでしょうか?YouTubeでもご発信をされているように、恋愛に詳しいからこそできることのような気がして…。

全然、そんなことはありません(笑)。基本的に、どんな方でも向いていますよ!

結婚相談所の魅力は、運営するアドバイザーに表れるんです。もちろん、恋愛経験が豊富だったり、心理学に詳しかったりすれば、多少は有利かもしれません。ですが、アドバイザーの個性がそのまま会員様のアドバイスに役立つので、特に心配する必要ありません。

仮に20代の方が結婚相談所を開設すれば、同じ世代の人が親近感を持って登録しやすくなりますし、再婚されている方が運営していれば、同じ再婚を希望する方の相談に乗りやすかったりします。私みたいに元々が内向的な性格だったのであれば、その気持ちを察した上でのアドバイスができると思います。

逆に向いていない人は、思い通りに行かないことが嫌いだったり、短気な方かもしれませんね。(笑)

── ちなみに、関口さんの結婚相談所には、どのような特徴があるのでしょうか?

私自身は元ホステスの経験を活かし、恋愛コンサルタントとしての個別相談を強みとしています。具体的には、女性に好かれやすい服装やデートの誘い方、お店選びなどです。他に特徴があるとすると、年の差でも気にすることなくご紹介をする点です。実際、年の差婚や初めての彼女ができた男性のご成婚などもサポートさせていただいた実績も多数ありますよ!

最近では出会い系マッチングアプリなども増えていますが、ご成婚に結びつかない方の多くは、清潔感がなかったり、デートで変な会話をしていたりしてしまう例が多いんです。自分ではなかなか気づけないことも多いのでしょう。だからこそ、結婚相談所のアドバイザーが事前の面談を通して教えてあげることで、最短距離でご成婚に導く役割を担っていると考えています。

興味を持ったら、まずは資料を請求してみよう!

── もし実際に結婚相談所を開設するなら、どのようにすれば良いでしょうか?

まずは、結婚相談所に加盟することがスタートです。私はIBJの運営する日本結婚相談所連盟に加盟しているのですが、決め手は会員数の多さとシステムの使いやすさでした。現在、約7万人以上の会員がご登録されているため、会員様が運命のパートナーを見つけやすくなっています。また、独自のAI(人工知能)を使ったマッチングシステムにより、高精度で相性の良いパートナーを7万人の中から見つけることができます。正直、かなり使いやすいです。

── 競合が増えることは嫌じゃないですか?

そんなことは絶対にありません。むしろ、私自身はこのインタビュー記事がきっかけで、結婚相談所が増えることをとてもポジティブに考えています。それは結婚相談所が増えれば増えるほどご登録いただける会員様も増えるため、私の大切な会員様の出会いの可能性が上がるからです。

ご成婚に導ける方が増えれば、日本全体での幸せの総和も増えるため、私としても非常に嬉しいです。必要であれば、私も微力ではありますが開業後の運営をサポートしますので、ぜひ複業で結婚相談所を始めていただけると嬉しいです!開設される方がいましたら、ご連絡くださいね!

── 結婚相談所は、まさに“幸せを増やす仕事”ですね。

おっしゃるとおりです!なかなか人生の中で他人の運命を変える瞬間に立ち会えることはないのですが、結婚相談所はその奇跡をサポートするとても素敵な仕事です。

 

もちろん時には上手く行かず、先方の事務所の方からお叱りを受けたりと大変なこともあります。でも、ご成婚が上手く行った際など直接感謝されることの方が多く、非常にやりがいのある仕事だと感じています。生涯を通して長く続けられる仕事でもあるため、DUAL WORK読者の方も、これを機に結婚相談所を開設していただけたら嬉しいですね。結婚相談所連盟のビジネスの詳細については、上記バナーから公式サイトをご確認ください)

編集後記

関口さんはとても朗らかに、そして温かみのある声でインタビューに応じていただけました。それは、普段からお話しする方の幸せを思う習慣が身についているからだと感じました。実際、結婚相談所ビジネスはご相談にいらっしゃる方の幸せを願う仕事です。そして、その仕事は自分の会員様だけでは巡り会うことのできない、他の相談所の会員様をご紹介することで成り立っています。

競合が増えることをネガティブに感じないか?を確認した時に、一瞬のためらいもなく「まったくありません」と即答をいただいたのは、DUAL WORK編集部として、とても心強く感じました。今回の記事を通して、一人でも多くの方の複業の選択肢に「結婚相談所というライフワーク」を追加していただけますと幸いです。

 

執筆:大畑 朋子
企画・編集:新井 勇作
デザイン:中山 亜希

 

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