副業を始めてみたら、思った以上に忙しくて休みが取れない…なんてことはありませんか?
稼ぎ時は頑張らなければならない一方で、たまには心と体を休めなければ疲れは溜まる一方です。ハードワークが続いて体調を崩してしまっては元も子もありませんよね。
働き方改革とは、いわば「休み方改革」でもあります。休み方を工夫して、価値ある休みにすることこそが、仕事の生産性向上につながるのです。
なかなか上手く休めない…と思っている読者に向けて、ビジネスパーソンが実践できる休息法を時間別にご紹介します。
2−3日の休みを取るなら、高級ホテル・高級旅館に泊まる
2-3日は休めるけれど、1週間は休みが取れない場面は案外多いですよね。そんなとき、普段なら行かない高級ホテルに泊まり、非日常を味わうのがおすすめです。高級ホテルや高級旅館にふさわしい美味しい食事を楽しんだり、眺めの良い景色を見たりして、英気を養うのは効果の高いリフレッシュ法です。
意外と穴場なのが、都内に住んでいる人が都内の高級ホテルに宿泊することです。都内でない方は近場の高級ホテルや高級旅館で代替して考えてください。眠って身体を休めるだけなら自宅でも構わないのに、そこを敢えて近くの高級ホテルを利用するのです。これは自分から非日常に飛び込むことで、新しく刺激を得られるとっておきの方法です。移動が旅行にならない距離で宿泊することが、もっとも意外性が高く楽しめると思います。
そして、ただ泊まるのではなく複業実践者であれば、ちょっとだけ高い視点でホテルを観察することをおすすめします。接客やサービスの優れている点を見抜き、自分自身の仕事に活かすのです。
例えば、一人で食事をしているとスタッフさんが話しかけてくれたり、ラウンジを何度も利用しているとスイーツをサービスをしてくれたりします。そういった体験から、お客様をどのようにファンしていくのかちょっとしたプロセスを観察するのです。
「なぜそのサービスをしているのか」「それによって、どのようにお客様に貢献するのか」といったことのヒントが垣間見えれば、自分自身の仕事のレベルアップにもつながります。
また、スタッフさんに話しかけて仲良くなれば、接待やプライベートなどでも安心して利用できます。幸か不幸か、今はどの高級ホテルもコロナの影響で通常よりも安く宿泊することが出来ます。その中で得られる高級なサービスが持つヒントを、休みの機会に利用してみましょう。
1日休みを取るならば、本物に触れる体験を
仕事をしていると1日だけぽっかり予定が無い日もありますよね。そんな日は美術館やコンサート、歴史・文化のある場所に出かけるなど、時間に余裕がある時にできる体験をしましょう。その際に予備知識なしに出かけるのではなく本で予習をしておくと、体験をより深く味わうことができます。
例えば、現在開催中の「バンクシーって誰?」展を観に行くのに勉強しなければ、ただのストリートアートを観ただけで終わってしまいます。少女と赤い風船を描いた作品がオークションで高額落札されると同時にシュレッダーで裁断されたことを知っていれば、その裏側にある意図を知りたくなるはず。深く味わうことで、仕事をする際にも雑談のネタに使えます。
また1日の体験を1つだけするのではなく、歴史ある場所を連続で見に行ったり、美術館を3件はしごしたりと、マニアックに動いてみるのもおすすめです。普段使わない筋肉や思考回路をフル回転させることで、自分の仕事の思考回路を休ませる事ができます。
仕事に関係のない本物に触れられる体験で、1日をコーディネートして充実した休日を作りましょう。
半日休みを取るならば、体を動かす
近くの道をランニングしたり、スポーツジムで筋トレをしたりするなど、日頃から積極的に体は動かしましょう。特に、普段デスクワークをしている方であるほど、健康維持のために体を鍛えることをおすすめします。
理想は、日常の中に運動を取り入れることですが、毎日続けるのは難しいものです。だからこそ、1週間に半日程度の休みを取れるならば、しっかりと体を動かして体調を整えましょう。
適度な運動によってストレスが発散されるだけでなく、筋肉をつけることでその後に疲れにくくなっていきます。また、よく言う話ですが、身体と心は地続きになっていて、心を開放するためには身体を先に開放してあげることが重要です。気持ちが前向きになるので、メンタルにも良い影響を与えます。
最近は、オンラインフィットネスサービスも充実しているので、自宅でも気軽に運動をはじめられます。お気に入りのスポーツウェアを揃えれば、気分も上がりますよね。
もし運動が苦手という方であれば、ヨガやストレッチもおすすめです。他にも、YouTubeやTikTokで流行っている好きなアーティストグループのダンスを真似て踊ってみるなど、楽しみながら運動することがおすすめです。半日程度の休みがあれば、十分にリラックスできる運動ができるので、積極的に休んで身体を動かしていきましょう。
5~15分休みが取れるならば、マインドフルネス
ここまでは1日単位での休みの方法でしたが、普段の仕事の中でも休息は重要なテーマです。オフィスの何気ない昼休憩にも、5〜15分を休むことができるなら驚くほど生産性は向上します。その時の、しっかり休む方法がマインドフルネスです。マインドフルネスとは、いまここに意識を集中させ、ありのままの状態を受け入れること。AppleやGoogleなどの大企業が、社員研修としてマインドフルネスを取り入れたことで、ここ数年で一気にメジャーになりました。
マインドフルネスを取り入れた瞑想を行うことで、心身ともにリラックスできます。それだけでなく、精神的に落ち着くことで集中力や生産性が向上します。不安や恐怖に対しても客観的に見えるようになることで、うつ病や不眠などを緩和する効果もあると言われています。
瞑想のやり方は非常に簡単です。椅子や床に座って姿勢を正し、自分の呼吸に意識を向けるだけです。途中で浮かんできた雑念に気づいたら、ゆっくりとまた呼吸に意識を戻します。時間は5~10分程度でOK。わずかな時間と静かな場所があればすぐに実践できるので、オンオフの切り替えにおすすめです。
他にも、瞑想アプリ「Calm」や「muon」などを活用すれば、ガイドに従って手軽にマインドフルネスをはじめられます。アプリを使うことで記録を残すこともできるので、日々の習慣としても取り入れやすくなります。
まだ一度も試したことがない人は、ぜひ一度、騙されたと思って眠る前の10分でマインドフルネスを試してみてください。10分間をリラックスするために使うことで、10分以上の睡眠の質の向上を感じることができるはずです。
非日常の体験で、心と身体を休ませよう
せっかくの休日を過ごすのであれば、少しでも有意義に活用したいもの。取れる休みの長さに合わせて、今回の記事では選択肢を提示してみました。
もちろん、今回ご紹介した以外にも休日の過ごし方は豊富にあります。
自分に合った休み方を見つけ、日々の仕事から自分を解放し、心と体を休ませましょう。今回の記事が、皆さんの休息のヒントになれば幸いです。
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