英語が苦手でもUpworkで成功できる!アカウント開設からプロフィール登録までの全手順

円安が進むいま、海外企業と取引し「外貨による収入を得る」ことも、副収入を増やす選択肢の一つになりつつあります。とはいえ、海外企業とのコネクションが全くない中で副業を始めるにはハードルが高いですよね。そこで活用したいのが、世界中のクライアントから質の高い仕事を受注できるクラウドソーシングプラットフォーム「Upwork」です。

「Upwork」には、日本のトレンドに関する調査や翻訳など日本人である強みを生かした仕事が豊富にあります。そこで本記事では、Upworkで副業を叶えるための第一歩として、アカウント開設からプロフィール登録までを完全ガイドします。適切なアカウント設定とプロフィール作成のコツを押さえれば、確実に仕事への第一歩を踏み出せるでしょう。外貨による収入アップを目指す方は、ぜひ本記事を参考にUpworkの活用を始めてみてください。

英語が使えなかったとしても大丈夫です。もちろん、英語ができるに越したことはないですが、主にアメリカ・ヨーロッパの事業者とのやり取りは時差もありメール(テキスト)が主体となります。そのため、生成AIや翻訳ソフトを駆使することで、問題なく業務が遂行できます。 ※第二弾として、実際にその当たりの案件を獲得する方法と単価を上げていくための戦略と具体的なアクションプランの記事も予定しております。楽しみにお待ち下さい!

そもそも「Upwork」とは?

「Upwork」は、世界最大級のクラウドソーシングプラットフォームです。企業や個人が、様々な分野の仕事を世界中のフリーランサーに発注することができます。日本でいう、ランサーズやクラウドワークをイメージしておくと良いでしょう。

Upworkでは、Web開発、翻訳、マーケティング、ライティングなど、さまざまな種類の仕事が扱われています。クライアントは自分の求める仕事内容を投稿し、適切なスキルを持つフリーランサーと契約を結んで仕事を進めていきます。

なぜUpworkを利用するべきなのか

Upworkには、大きくわけて3つの利点があります。

  1. 日本人が得意とする仕事が豊富:冒頭でも述べたように、Upworkには英語から日本語への翻訳や、日本語でのライティングなど、日本人である強みを活かせる仕事が豊富にあります。特に翻訳など難易度の低いものから仕事を獲得していけば、比較的低いハードルでスタートできます。
  2. 外貨の収入獲得:Upworkはアメリカの企業が運営しているため、報酬の支払いも外貨で行われます。円安によって円の価値が目減りする今、手軽に外貨を獲得できるため、資産の分散にもつながります。
  3. 英語の勉強が可能:Upworkでのやりとりは、すべて英語です。将来、英語を使った仕事につきたいと思っている方であれば、Upworkはちょうど良い勉強の場になるでしょう。

このようなメリットから、Upworkは副業として仕事をするのに最適なプラットフォームと言えます。

Upworkへのアカウント作成方法

ここからは、Upworkのアカウント開設方法についてお伝えします。一つひとつ手順をわかりやすくお伝えしますので、ぜひ記事を参照しながらアカウントを開設してみてください。

  1. 公式サイトにアクセスする

まずは、公式サイトにアクセスしてください。

公式サイトはこちら:https://www.upwork.com/nx/signup/

下記のような画面が表示されたら、右の「I’m a freelancer,looking for work(私はフリーランサーで、仕事を探しています)」を選択し、「Create Account」を押してください。

2. メールアドレスやパスワードなどを入力

次に、アカウント開設に必要な名前やメールアドレスなどを登録します。

First name / Last name:本名をローマ字で入力してください。
Email:普段使用しているメールアカウントを入力しましょう。
Password:パスワードを設定してください。
Country:必要であれば、今住んでいる国に変更しましょう。

「Send me helpful emails to find rewarding work and job leads.(自分に合った仕事があれば、メールで通知する)」は、お知らせを受け取りたければチェックを入れましょう。

最後の「Yes, I understand and agree to the Upwork Terms of Service , including the User Agreement and Privacy Policy.(ユーザー同意書およびプライバシーポリシーを含むUpwork利用規約を理解し、同意します。)」は、同意しないとアカウント開設できないので、必ずチェックを入れてください。

最後に「Create my account」を押します。

上記のような画面が表示されたら先ほど登録したメール宛にUpworkから通知が届いているか確認しましょう。

メールを開いて、上記のような表示が出たら「Verify Email」を押します。

簡単な3つの質問に回答

ここからは簡単な3つの質問に回答していきます。「Get Started」ボタンを押して次に進みましょう。

  1. フリーランスの経験について

フリーランスの経験について、下記に当てはまるものを選択してください。

左:「I am brand new to this(この仕事を始めたばかりだ)」
中央:「I have some experience(多少の経験がある)」
右:「I am an expert(エキスパートだ)」

2. フリーランスとして働く目的

続いて、フリーランスとして働く目的について、下記4つの選択肢から選択してください。特に理由がないとしても、4番目の「「I don’t have a goal mind yet」は避けておいた方が無難と考えています。

左:「To earn my main income(メイン収入を得るため)」
左中央:「To make money on the side(副業で稼ぐため)」
右中央:「To get experience, for a full-time job(経験を積むため、正社員として働くため)」
右:「I don’t have a goal mind yet(まだ目的は決まっていない)」

3. 働き方について

最後に、どのように働きたいか選択します。どちらか片方または両方、選択できます。

「I’d like to find opportunities myself(自分で機会を見つけたい)」
「I’d like to package up my work for clients to buy(自分の仕事をパッケージにして、クライアントに買ってもらいたい)」

※「自分の仕事をパッケージにして、クライアントに買ってもらいたい」とは、提供したいサービスの価格や納期などを決め、クライアントからの購入を待つことです。

例えば、「動画編集1本 100ドル 字幕付き」とパッケージ化して売るイメージです。

はじめは、クライアントから商品を購入してもらうハードルは高いので、「自分で機会を見つけたい」を選択するだけで良いかと思います。

プロフィールを登録

ここからは、いよいよプロフィール登録です。

プロフィール登録の方法は、3つあります。

  • Import from LinkedIn(LinkedInからインポートする)
  • Upload your resume(履歴書をアップロードする)
  • Full out manually(15 min)(自分で入力する:15分) 

LinkedInのアカウントや、英語の履歴書をお持ちの方は、そちらを利用して登録するのが良いでしょう。

ただ、お持ちでない方も多いと思うので、今回は手動で入力する方法についてお伝えします。「Full out manually(15 min)」を選択して、次に進みましょう。

(2/10)タイトルを入力

まずは、自分が何者であるかクライアントに伝えるためのタイトルを入力します。ここでは、あなたの専門職種を書きましょう。

例)Japanese Writer、Web Engineerなど

(3/10)仕事の実績

次に、これまでの仕事実績を記載しましょう。

+マークを押すと、仕事実績を記載する項目が表示されます。内容について英語で記載するのが難しい方は、翻訳ツールを使うと便利です。

Title(職種)
Company(会社名)
Location(会社の所在地)
I am currently working in this role.(現在もこの仕事を担当している)←当てはまる場合は、チェックを入れましょう。
Start Date / End Date(開始時期 / 終了時期)
Description(内容)

(4/10)学歴について

これまでの学歴について記入しましょう。

先ほどと同様に+マークを押すと、学歴を入力する項目が表示されます。

School(学校名)
Degree(学位)
Field of Study(専攻分野)
Dates Attended(在籍期間)
Description(内容)

学歴が複数ある方は、+マークを押してさらに追加することが可能です。

(5/10)使用可能な言語

続いて、使用可能な言語を登録します。

  • Basic(簡単な文章を書ける)
  • Conversational(書いたり、話したりできる)
  • Fluent(流暢に話せる)
  • Native or Billingual(ネイティブまたはバイリンガル)

英語の登録は必須です。日本人であれば、必ず日本語も登録しておきましょう。その他、使える言語があれば記入してください。

(6/10)スキルを登録

次に、「Engineering Design」や「Writing」など、自分の強みとなるスキルを登録します。もし何もない場合は「Japanese」と書いていくと良いでしょう。

(7/10)自己PR

次に、自己PRを記入します。プロフィールや得意なことなどを書きましょう。下記の右側にも例文が載っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

プロフィールの内容はあとからでも変更できるので、他の人のプロフィールを参考にしながら調整してみると良いでしょう。また、生成AIを活用して自分のプロフィールを魅力的にアップデートすることもおすすめです。

(8/10)提供できるサービス

続いて、提供できるサービスを登録します。該当するものにチェックを入れましょう。

参考:https://www.upwork.com/services/

(9/10)希望する時給

登録作業も残りわずかです!

続いて、希望する時給を設定します。はじめは10USD(時給1500円程度)に設定し、軌道に乗ってきたら金額を上げていきましょう。

Upworkでは、「希望時給 – 手数料(10%) = 手元に入るお金」となります。時給設定を考えるときには、手数料の分も考慮して決めましょう。

(10/10)プロフィール写真と個人情報を入力

最後にプロフィール写真と個人情報を入力したら、完成です!

プロフィール写真は、自分の顔写真を用意しましょう。クライアントに好印象をもたれるような、人柄の伝わる写真だとなお良いです。

  • Date of Birth(生年月日)
  • Country(国)
  • Street address(住所)
  • City(市)
  • Phone(電話番号)

ここまでで一旦プロフィール登録は完了です!

報酬の受け取り先となる銀行口座などはこの後の画面から設定できます。まずは簡単に登録できるプロフィールから、Upworkを始めてみましょう!!

5. まとめ

お疲れ様でした!あとは、定期的に案件をチェックして、応募するだけです。

まずは手軽に始められそうな案件を見つけて、スタートしてみてくださいね。

執筆: 大畑朋子
イラスト: 中山亜希
編集: 新井勇作

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