働きがい、年収、経営方針──転職する上で希望条件のチェックは欠かせませんが、最近では「副業の可否」を転職の必須条件として確認する方も多いのではないでしょうか?
しかし、副業について明確に「許可している」と公表している企業は少ないのが現状です。
そこで、DUAL WORKでは年収の高い順に上場企業1,000社を独自に調査し、「副業を許可している企業180社」をリストアップしました!
本日は、その中の上位10社をランキング形式でご紹介する他、副業を許可している企業180社をまとめたカオスマップと、そのリスト(企業名一覧と・年収データ等)をご提供します。年末年始の余裕のある時間で転職を考える際に、皆さんの参考になれば幸いです。
そろそろ「プランB」の生存戦略を持ちませんか?
これから転職を予定している、あるいは検討しているすべてのサラリーマンは、「転職先の副業可否」は視野に入れておきましょう。
人生100年時代と言われる中で、企業は終身雇用の崩壊を迎えています。2019年5月、トヨタ自動車の豊田会長が「終身雇用を守るのは難しい」という発言したのを皮切りに、多くの企業がジョブ型雇用に移行するなど、徐々に雇用の保障期間は短くなっています。そんな中で、「副業」というプランBの選択肢を持つことは心の余裕に繋がります。そして何より、副業することで2つのメリットが生まれます。1つ目のメリットは「個人で稼ぐ」スキルが身につくこと。
そして、2つ目のメリットはプラスαの収入が得られることです。
会社に所属していると、果たして自分がどれほど価値提供できて、その対価を得られているかわかりづらいものですが、副業であればそれらをダイレクトに感じることができます。個人で稼ぐ力を身につければ、たとえ本業がなくなったとしても、生き残ることができます。直接的な収入の増加も、生活を守るだけでなく投資資金の捻出にも利用できます。それらの経済的な余裕が、将来的に面白いキャリアを切り拓くのです。
今は所属先の都合で実践できていないかもしれませんが、副業は現実的な選択肢として検討すべきですし、副業禁止を理由に転職することも積極的に検討していくべきでしょう。
副業OKな年収の高い上場企業トップ10
それでは改めて、副業を許可している年収の高い上場企業トップ10を確認していきましょう!
業界の傾向や、平均年収の高さなど色々と発見があるはずです!以下、
参考:①本社所在地、②業界、③設立、④平均年収、⑤平均年齢、⑥会社URL
として、各企業の情報を整理しています。皆さんの転職活動にもお役立てください。
第10位:朝日放送グループホールディングス
①大阪 ②情報・通信業 ③1951年 ④1,251万円 ⑤50.2歳 ⑥https://corp.asahi.co.jp/ja/index.html |
第9位:ソフトバンクグループ
①東京 ②情報・通信業 ③1981年 ④1,253万円 ⑤41.5歳 ⑥https://group.softbank/ |
第8位:三井不動産
①東京 ②不動産業 ③1941年 ④1,263万円 ⑤40.7歳 ⑥https://www.mitsuifudosan.co.jp/ |
第7位:三井住友トラスト・ホールディングス
①東京 ②銀行業 ③2002年 ④1,304万円 ⑤50.1歳 ⑥https://www.smth.jp/ |
第6位:東京海上ホールディングス
①東京 ②保険業 ③2002年 ④1,338万円 ⑤43.5歳 ⑥https://www.tokiomarinehd.com/ |
第5位:ストライク
①東京 ②サービス業 ③1997年 ④1,344万円 ⑤34.8歳 ⑥https://www.strike.co.jp/ |
第4位:野村ホールディングス
①東京 ②証券、商品先物取引業 ③1925年 ④1,384万円 ⑤43.8歳 ⑥https://www.nomura.com/jp/ |
第3位:丸紅
①東京 ②卸売業 ③1949年 ④1,389万円 ⑤41.9歳 ⑥https://www.marubeni.com/jp/ |
第2位:伊藤忠商事
①大阪 ②卸売業 ③1949年 ④1,521万円 ⑤41.7歳 ⑥https://www.itochu.co.jp/ja/ |
第1位 :三菱ケミカルホールディングス
①東京 ②化学 ③2005年 ④1,738万円 ⑤47.4歳 ⑥https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/ |
副業OKの年収が高い上場企業TOP10!
いかがでしたか?年収上位の上場企業には意外な顔ぶれも確認できたのではないでしょうか?
以下、一覧でも整理しておきますのでご確認ください。
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副業OKな企業に転職する上で、気をつけておくべきポイント
副業は、あくまで本業の延長線上にあります。そのことを忘れず、
「副業が許可されている」という理由を第一に掲げて転職活動しない
ことを前提に転職活動に臨んでください。転職を希望する理由が「副業が許可されている」からだとしても、積極的に「副業したい」と転職先に伝えても良い印象を与えません。副業を許可している企業側からすると「副業を許可しないと、優秀な人材が集まらない」というトレード・オフを抱えているからです。
副業を許可している裏側では、「当然、本業に専念してほしい」と考えています。だからこそ、「あなたを採用するなら、副業を許可しても仕方ないですね」と言われるような転職を実現させましょう。そして、過去に何度も提唱してきましたが、
副業に専念するのは、あくまで本業で結果を出してから
です。失敗する事例にありがちなのが、本業で結果を出す前に副業を始めてしまうことです。特に、転職したばかりであれば、より一層慎重に副業と向き合うべきです。時々、本業で結果が出ないから副業で頑張ろうとする人がいますが、多くの副業実践者をインタビューしてきたDUAL WORKの経験から言えるのは、そのスタンスでは上手く行かないということです。まずは、きちんと本業で結果を出しましょう。逆に、本業で身につけたスキルを活かして副業すれば、本業と同様に副業でも結果を出しやすくなります。
年収上位の上場企業1000社を調べて分かった、副業解禁企業180社!
こちらがDUAL WORKで独自に調査を実施した、年収上位の上場企業1000社から調べた、副業OKの企業180社です。もし、皆さんが転職活動をする場合に副業をしたいのであれば、これらの企業から転職先を選ぶと良いでしょう!
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副業OKの転職先を探すなら…?
副業を許可している気になる企業が見つかったら、転職エージェントや転職サイトを活用して、ポジションや募集を確認しましょう。以下、実際に転職をする際に皆さんのサポートになるサービスです。
リクルートエージェント https://www.r-agent.com/
転職支援実績No.1を誇るのが リクルートエージェント です。豊富な転職支援の実績を持つキャリアアドバイザーが、履歴書・職務経歴書の添削や面接のアドバイスなど、選考の通過率向上に向けたサポートをしてくれます。転職の成功率を上げたい方におすすめのエージェントです。
doda https://doda.jp/
上場企業や外資系企業など豊富な求人件数を持っているのが doda です。経験やスキルを登録することで、企業からのオファーも受け取れます。積極的に求人を探したい方や短期間での転職を検討している方におすすめの転職サービスです。
ビズリーチ https://www.bizreach.jp/
ハイクラス転職を目指すなら ビズリーチ がおすすめです。求人の約1/3は年収1,000万円以上のため、好条件での転職が期待できます。また登録した職務経歴書を元に、外資・日系など大手企業を中心とした企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取れるので、自分自身の市場価値を知りたい人も登録して損はないサービスでしょう。
副業OKな転職先で、新たなキャリアを築こう
以上、副業を許可している年収の高い上場企業をまとめてご紹介しました。これからの時代、副業は珍しいことではなく、一般的な選択肢となります。取り組むのであれば、複業・副業が許可されている環境で、早く始めて長く続けることが人生でプラスに働きます。
まずは、自分に合った納得できる転職先を探し、新たな働き方にチャレンジしてみてくださいね。
執筆: 大畑朋子
企画・編集: 新井勇作
デザイン: 中山亜希
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