コロナによる影響でテレワークや外出の自粛期間が増加しました。サラリーマンの中には、これまで通勤に費やしていた時間が余り、自宅で時間を持て余している人も多いのではないでしょうか。
「この空き時間を使って、スキルアップやキャリアアップを図りたい」
その第一歩としておすすめなのが、複業です。
本記事では、これから複業を始める人に向けて、DURK WORKがセレクトした複業の基礎知識をインプットできる書籍3選をご紹介します。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
複業をする上で、「自分の人生をどう生きるか」を考えることは極めて重要です。しかし、私たちを取り巻く環境が現在どういった状況で、今後どのように変化していくのか掴みきれていない人が多いのではないでしょうか?
『LIFE SHIFT』は、これからの人生戦略を考える上での入門書として世界的なベストセラーの一冊です。本書を通して語られているのは「社会全体が長寿化しているなかで、どのようにすれば個人や家族、企業、社会全体が恩恵を受けられるのか」ということです。
これまでの人生は「教育→仕事→引退」の3ステージでしたが、100年生きる時代においては「仕事」の期間が長くなります。今までにない「エクスプローラー(探検者)」「インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)」「ポートフォリオ・ワーカー(複業実践者)」が新たに登場し、これまで以上に多くの方がマルチステージの人生を歩むことになります。
「人生100年時代がもたらす未来とはなにか」「マルチステージとどう向き合うのか」など、100年を生きるための人生戦略について複数の視点から紹介しています。これからの時代の自分らしい人生戦略を考える羅針盤となる1冊です。
仕事2.0 人生100年時代の変身力
『LIFE SHIFT』が「100年時代の人生戦略」をカバーした1冊だとすれば、『仕事2.0 人生100年時代の変身力』は100年時代を生き抜くための「働き方や大人の学び方」を紹介した1冊です。
これからの「ニューエリート」の条件は変わり続けられる人であることです。そのためにも、過去の経験や知識にすがるのではなく、働くことと学ぶことが統合されて常にアップデートされていく必要があります。
本書では、現状維持による老後の崩壊や終身雇用の終焉から始まり、なぜ日本のサラリーマンは「学び」に対して関心が薄いのか?そして、どうすれば人生100年時代を幸せに生き残れる人材になれるのかがまとめられています。
サラリーマン人生に危機感を覚えた人なら、教養として読んでおきたい1冊です。可能であれば、LIFE SHIFTと合わせて読み込むことをお勧めします。お互いの内容で補完し合う部分があり、より深い理解が得られるでしょう。
複業の教科書
複業とは、会社に委ねてきた自分の人生を取り戻すこと──複業研究家・西村創一朗氏は、複業について「本業だけではできない“やりたいこと”のチャレンジができる、新しい働き方」だと語っています。
その著書『複業の教科書』では、一つの会社では行き残れない時代の到来から、複業を始めるべき理由、そして複業を成功させるにはどうすれば良いのかなど、これから複業を始めるサラリーマンにとって参考となる事例が数多く記載されています。
同書では「副業と複業の違い」についても述べています。具体的には、余った時間を活用して副収入を得るための「副業」と、やりたいことの第一歩を自ら踏み出すために始める「複業」を明確に切り分けています。そして、複業は本業との相乗効果を生み出すべきものであり、むしろ、パラレルキャリアとしてのシナジーを生みだす為に積極的に複業するべきだと提唱しています。
その他、複業実践者によるインタビューコラムも収録されています。これから複業を始める人が複業の現場のリアルを知るためにも、ぜひ目を通しておきたい一冊です。
今すぐ複業を始めよう!
今回の記事では、これからの人生戦略としての「複業」について理解を促す書籍3冊をご紹介しました。しかし、本当に大事なことはこれらの本を読んで知識を蓄えることではなく、実際に複業としてご自身のビジネスを実践してみることです。複業だからこそ、クイックに始めて小さく失敗してもいいのです。トライアンドエラーを繰り返しながら、ぜひ自分らしい複業の仕方を見つけてみてくださいね。
もし、他にもこれから複業する上で目をおすすめの書籍があれば、ぜひTwitterで「#dualwork」をつけて教えてくださいね。
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